2026/03/07 19:38 ~ なし
選手の成長は「試合後の振り返り」で決まる
試合は成長に繋がる要素が見つかる宝庫である
子供の試合が終わった後に親子でこんな会話をしていませんか?
「今日はどうだった?」
「得点は決められた?」
「勝った?負けた?」
多くの家庭では、試合後の会話はこれで終わってしまいます。
結果の話がどうでも良いということではないのですが、実は選手の成長を大きく左右するのは
この“試合後の振り返りの時間”なんです。
同じ環境で練習をしていても、成長する選手と伸び悩んでしまう選手がいます。
その差の一つが「振り返りの習慣」です。
特にJクラブに所属している、もしくはこれからセレクションを通過してクラブに所属したいと考えている選手はここは避けては通れない問題でしょう。
力が拮抗しているチームの中でも成長が早い選手というのは、
必ず試合が終わった直後数日以内にはプレーを振り返る習慣があります。
今やJ1〜J3クラブに所属するプロ選手たちもパーソナルアナリストと契約してステップアップを目指している選手がいるほど、重要性が増しています。
なぜなら、試合の中には多くのヒントが隠れているからです。
結果ではなく“判断”を見る
試合映像の振り返りでよくある間違いとして
「パスが通らなかった」
「ボールを取られてしまった」
「相手に抜かれてしまった」
「得点を決められなかった」
こうしたプレーの結果だけを見てしまう選手はせっかくの時間を無駄にしてしまいます。
今日からは映像の振り返りの質を上げましょう。
重要なのはそのプレーの前にあった「判断」です。
例えば、
・なぜそのタイミングでドリブルを選んだ?
・パス以外の選択肢はなかった?
・周りの状況はどう見えていた?
こうした視点で振り返ることで、選手は次に似たようなシチュエーションになった時に「プレーを考える」ようになります。
いわゆるサッカーIQと呼ばれるプレーにおける賢さが身につきます。
そしてこの力は振り返りを繰り返し行なっている選手がどんどん伸びていきます。
自分のプレーを客観的に見る
もう一つ重要なのは、プレーを客観的に見ることです。
試合中の選手は、目の前のプレーに集中しています。
そのため、自分の立ち位置や周囲の状況を正確に理解するのは難しいものです。
しかし、試合の映像を振り返って見ることで
「ここにスペースがあった」
「もっとこうしておけば良いポジション取りができたはず」
といった新しい気づきが生まれます。
この自分自身で気付くという点がとても重要で、次のプレーを変えていくことに繋がります。
(=客観的に試合映像を見ることで、プレーの理解が深まり、判断の質が高まっていくのです。)
過去15年間の指導経験を踏まえても成長が早い選手というのは、自分のプレーを振り返る習慣を持っています。
試合後の振り返りの重要性
1つの試合を、ただプレーして終わるものにしないで欲しいです。
上のレベルで戦いたい、ステップアップしたいと感じている選手であれば
試合後の振り返りこそが、次の成長をつくります。
親子でのちょっとした会話や振り返りの習慣が、選手の未来を大きく変えることは大いにあります。
このブログでは、セレクション合格を目指すご家庭に向けて、選手の成長につながる関わり方や考え方を発信していきます。
試合の一つひとつを大事に、次の成長につなげていきましょう。