2026/03/11 21:00 ~ なし
セレクション合格を目指すご家庭へ
自己投資できる選手とできない選手の違い
週末になると、各地で様々なカテゴリーで多くの試合が行われています。
ジュニア年代の試合であっても、見ていると本当にワクワクする展開がたくさんあります。
しかし試合を見ていると、ふと感じることがあります。
「この選手は将来可能性があるな」「この選手はこのままだと今がピークだな」
など、今後の成長度合いが垣間見えるのです。
もちろん、体格や技術の差もあります。
ですが、実はそれ以上に大きな差を生んでいるものがあります。
それが 「トレーニング以外の面で投資できている選手かどうか」 です。
ここでいう投資とは、金額的な話ではなく時間的コストと頭脳への負荷的コストを指しています。
サッカー選手にとっての『資本』とは
サッカー選手にとって、自分の体というのは最大の資本になり得ます。
飲食店だと定番メニュー、企業では商品もしくは人材のような存在です。
だからこそ、技術に関する個人特化型スクールや体のケアに時間やお金を使う選手が多くいるのは間違いないです。
熱心な親御さんであればなおさら重視している部分かと思います。
ただ、成長する選手や親御さんはもう一歩先を見据えています。
それは 「心・技・体」すべてを資本として考えている ということです。
・体(フィジカル)
・技(テクニック)
・心(思考・判断力)
この3つすべてを磨こうとしている選手は、やはり試合を見ていて違いを感じます。
見落とされがちな「思考・判断力=サッカーIQ」への投資
多くの育成年代の選手はフィジカルやアジリティ、技術練習には熱心です。
しかし、意外と見落とされているのが 「頭脳への投資」 です。
サッカーは刻一刻と状況が切り替わ流ため、1つの判断が勝敗を決めてしまう可能性を含むスポーツです。
・得点が決まるシーン
・失点してしまうシーン
・パスミスをしてしまうシーン
・ボールを奪われてしまうシーン
これらはすべて、その瞬間の「判断」で決まります。
そしてセレクションでもこの サッカーIQ が非常に重要なポイントになります。
いくら技術が高かったとしても、フィジカルが強かろうと一瞬の判断の誤りで試合を壊してしまうような選手だと宝の持ち腐れです。
自己投資できる選手がやっていること
成長していく選手は、ただ技術のトレーニングやジムに行ってフィジカルトレーニングするだけではありません。
自分のプレーを映像で振り返り、
「なぜこの判断をしたのか」
「他に選択肢はなかったのか」
と常に考える習慣を持っています。しかも試合から遅くとも数日後には必ず。
試合中は見えていなかったスペースや味方のアクション、相手のアクション、判断の遅れに気づくことで、次の試合でプレーが大きく変わることもあります。
自分のプレーを映像で振り返るということは、選手にとって大きな気づきを生みます。
その振り返りから得た気付きを明日からのトレーニング、週末の試合で改善をしていくのです。
この毎週の習慣が、選手のプレーの質を変えていき成長に繋がります。
他の選手から1歩も2歩も先を進め
試合の結果、一つ一つのプレーに一喜一憂するのはもうやめにしましょう。
そうではなく、その「プレーが起きた原因」を良い悪い関係なく具体的に深掘りしていくことです。
そのプレーが起こる前の
・準備は?
・スペースの有無は?
・相手の状況は?
・味方の状況は?
・次のプレー、その次のプレーまでをイメージできてる?
といったことを毎回の試合のたびに振り返りをするだけでも、選手の思考や判断力は大きく変わります。
才能だけでセレクションに受かる選手は、ほんの一部です。
多くの選手は、日々の積み重ねの中で力を伸ばしていきます。
その中で、自分の成長にいろんな角度で投資できる選手は、少しずつ周りとの差を広げていきます。
適切な投資を考える
子どもにとっての「資本」は何でしょうか。
そして、その資本に対してどんな投資ができているでしょうか。
一度、親子で話し合ってみても良いかもしれません。
小さな気づきや習慣の積み重ねが、将来の大きな成長につながっていきます。